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期間:
2026.06.22 学会発表・論文

音声バイオマーカーによる抑うつ症状モニタリングの可能性を確認

〜神奈川県精神神経科診療所協会所属10施設との共同研究成果を日本外来精神医学会学術総会で発表〜

PSTメディカル株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:道菅良介、以下「当社」)は、第3回日本外来精神医学会学術総会において、神奈川県精神神経科診療所協会所属の10施設との共同研究成果を発表しましたので、お知らせいたします。

本研究では、抑うつ症状を有する患者および健常者から取得した複数回の音声データ(99症例、291データ)を解析し、音声特徴量と抑うつ症状の重症度およびその変化との関連を検討しました。解析の結果、音声から推定した重症度スコアとHAM-Dスコアとの関連が確認されたほか、同一患者における音声特徴量の変化が抑うつ症状の変化傾向を反映する可能性が示されました。具体的には、5分割交差検証において、音声から推定した抑うつ重症度スコアとHAM-Dスコアとの間に 0.62の相関が見られるとともに、2群判定(HAM-D 正常範囲 vs. 軽度以上)において、AUC=0.82、精度77%を示しました。さらに、音声指標の変化に加え、前回の症状の重さや来院回数を考慮した解析により、抑うつ症状の変化のばらつきの約37%を説明できることが示されました(marginal R² = 0.37)。

これらの結果は、音声バイオマーカーが抑うつ症状の変化を捉える可能性を示唆するものです。精神科診療では、患者の状態評価は受診時に限られることが一般的ですが、音声計測は短時間かつ非侵襲的に実施できるため、日常生活の中で継続的に測定できるものです。本研究成果は、診察と診察の間における症状変化を客観的に把握するための新たなアプローチとして、来院間モニタリングへの応用可能性が期待されます。

当社は、PSTグループが有する複数の音声特徴量等に関する特許を活用するとともに、本研究で得られた知見を踏まえて、医療機器プログラムの開発を進めるとともに、音声バイオマーカー技術の社会実装に取り組んでいきます。

【PSTメディカル株式会社について】
会社名:PSTメディカル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋本町2丁目3番11号 日本橋ライフサイエンスビルディング
代表者:代表取締役 道菅 良介
設立:2024年1月
事業内容:音声バイオマーカーを用いた医療機器プログラムの開発販売および音声バイオマーカーを活用したサービスの企画・開発・販売
URL:https://pstmd.medical-pst.com/

【お問い合わせ先】
PSTメディカル株式会社 事業企画部 髙本
E-mail: takamoto@medical-pst.com

【外部サイト】
PRTIMES|プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000040125.html