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2025.05.30 企業その他(イベント・セミナーを含む)

音声バイオマーカー技術のPST、神奈川県と連携協定を締結

2025年5月30日、神奈川県とPST株式会社(以下、PST)は、健康長寿社会の実現に向けて、相互の緊密な連携により、音声バイオマーカー技術を軸とした最先端科学技術力を用い、「音声による未病指標の地域展開」と「未病改善等の推進」を図り、神奈川県民のみなさまの健康寿命の延伸に資することを目的とした連携協定を締結したことをお知らせします。

PST-Kanagawa_Partnership2025

これにより、神奈川県が2015年から10年間かけて取り組んできた未病指標「マイME-BYO INDEX」の取り組みをさらに推進し、ME-BYOブランド第1号となったPST独自サービス「MIMOSYS® – Mind Monitoring System(音声からストレスを客観的に見える化し、利用者ご本人の未病を早期発見・対応につなぐサービス)」を、新たにヘルスケア領域向けプラットフォーム「VOISLOG® Mi-1(Mind Function:精神機能)」としてアップグレードいたします。

今回のアップグレード(機能拡張)により、ストレスの変化や傾向は、これまで利用者ご本人のみ閲覧可能でしたが、新プラットフォーム「VOISLOG®」では、利用者以外の第三者(例えば、ご本人が承認したご家族や産業医などの医療関係者)の方にも客観的な未病指標として閲覧が可能となり、様々な健康リスクの予防や、未病の早期発見と対応を支援します。さらに新機能として、これまでのストレス(精神機能)に加えて、認知機能「VOISLOG® Coシリーズ(Cognitive Function)」、睡眠機能「VOISLOG® Slシリーズ(Sleep Function)」、口腔嚥下機能「VOISLOG® Orシリーズ(Oral Function)」等、健康機能の低下リスクを「見える化」するサービスを順次リリース予定です。

今後、VOISLOG®を軸としたサービス展開により、未病指標の地域展開を推進するとともに、未病に関する各領域のプロフェッショナルと連携することで未病改善等を推進します。

それはすなわち、社会背景である、
①超少子高齢化による社会保障費(医療・介護・年金等)急増による財政等の課題(→予防・未病対策による「病気になりにくい社会」の実現)
②メンタルヘルスやストレスによる不調が原因の生産性低下や離休職など健康経営における課題(→ストレスの見える化による早期発見と対応の実現)
③グローバル市場に通用する技術革新の促進課題(→独自の音声バイオマーカー技術発展による世界における日本の技術力と競争力の強化)
など、顕在化する様々な社会課題に対し、神奈川県とPSTが協力することで、音声バイオマーカーの社会実装により行動変容を促し、それらの課題を着実に解決していくことに寄与してまいります。

ヘルスケア領域向けVOISLOG®の詳細はこちら

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2025年5月30日 記者会見の様子(画像:神奈川県提供)